ダニング・クルーガー効果

つれづれなるままの覚書

12月あたま所感

 

・わたしが手癖で続けていたそれはいざやめると存外なつかしんでもらえるものだったらしく、ここ数日ほんのすこしの衝撃とそれをはるかに上回る喜びの感情を抱いている。帰る場所を用意してもらえること、ほんとうにありがたいね。

 

近況報告は「冬だね」のひとことに尽きる。気力も体力もセロトニンの分泌もない。つまるところ調子が悪い。

またたのしい話ができるようになったら戻るよ。約束する。でも待ってもらわなくていいから。忘れた頃にそういえばあんな人いたね、って、それくらいの引き出しの奥にでも入れておいてほしい。うそかも。うそだよ。覚えててくれたら嬉しい。まだまだ一緒に過ごしたい時間があるから。

 

さすがに年末のまとめブログに負の感情を書き連ねることは憚られたからこうしてイレギュラーに所感まとめをしている。そういえば前回の所感まとめも2月だったよね。冬ってそういうものなんだと思う。

 

 

新海誠監督の最新作を見てきた。これについてのブログも今年中には更新したいような、ネタバレ回避のためにほとぼりが冷めるのを待った方がいいような、どうしようかしら、という気持ち。これに関しては書きたいことがちゃんとあるから。曲がりなりにも歴史学徒として。

 

このブログでは陰鬱な気持ちを吐き出すことを自分に赦したからここではこんな話をするけれど、大スクリーンで見るエンドロールと大量のクレジットにはなかなかクるものがある。

あんなに大勢の人が関わって、ああして作品をつくって、何かを成し遂げて、それを世の中に発信していること。

部屋の布団の上で起き上がることもままならないような生活を送る今のわたしにとってはあまりに眩しい。太陽に近づきすぎたのかもしれない。

 

なかよしにLINEで送った「自分の世界がモノクロだから隣の芝生は青すぎるし花は赤すぎる」という話、なんとなく言い回しを気に入ってしまっていたら「あなたっぽいよね」と言われた。負の感情だってきっと文学になる。

 

 

・「あなたは名前の残る仕事をしたいと思う?」って同期に訊かれた。映画の帰り道。

後世に残ってほしいとは思わないよ。ただこうして定期的に限りなくゼロに近づく自己肯定感を埋めるための承認欲求が無限に出てくるだけだから。

 

悟り開いてんじゃん。煩悩の塊だが?????